一番

最近誰かとパンの話をしている時、「どのパンが一番好き?」と聞かれることがよくあります。
そうすると大体考え込んでしまうのです。
自分には好きなパンがたくさんある、でも一番となるとどれなんだ・・?と。
まだ衝撃的なパンとの出会いをしていないのかもしれません。

その点、「どの曲が一番好き?」という質問になら即答できます。
10年以上前から変わらず同じ答えを言い続けてきました。
PharcydeのRunnin'です。

当時クラブで流れていたhiphopとは明らかに違う雰囲気。
ハードコアじゃなくて、ポップでもなくて、疾走間があってスムースで洗練されたトラック。
何人かのヴォーカルが入り乱れて歌う複雑な展開。
当時主流だったダミ声じゃなくて、高音のフリーキーな歌い方。そしてラップというより歌に近い抑揚のあるフロウ。
一聴して虜になりました。

欲しかったけど当時のアナログレコード市場ではレア盤で手に入りづらかった。
だから誕生日に友達から12インチのレコードをもらった時は本っっ当に嬉しかった。

そしてPVを見た時。
pharcydeの4人が上下白のスーツに身を包んで、庭でchillしている。
この白スーツのビジュアルイメージは2枚目のアルバムジャケットでも使われていて、めちゃくちゃカッコ良かった。
自分もいつか上下白スーツを着てみたいと思った。(数年後に願いは叶ったが、pharcydeとは全く違う仕上がりになった。)
pharcydeは、圧倒的にお洒落だった。元々ダンサー出身だったこともあって、身のこなしが柔軟だった。いや、身のこなしだけじゃなくてシーンにおけるスタンスそのものが柔軟だった。

当時pharcydeがいた西海岸でhiphopと言えばギャングスタラップが主流。暴力と憎しみが渦巻くシーンで、pharcydeが歌ったのはpartyの楽しさ、失恋の痛み、ハイになっている時のバカ騒ぎ。しかもそれを、ジャズからサンプリングした洗練されたトラックの上でやってのけた。Runninに至っては、スタンゲッツをサンプリングしている。(JayDee)
楽しい音、メロウな音、感傷的な音をこれだけ自在に操るグループは多分他にいない。

お洒落で、歌が上手くて、女の子の話をしてるかハイになってバカ騒ぎしてるか。
4人は最高にカッコ良かった。
僕にとって、永遠のヒーローです。

画像


(おまけ)
pharcyde/otha fish( remix )




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